住宅購入前のチェックポイント
住宅を購入する際は、一般的に建て物に目が奪われがちです。
「間取りはどうか」「設備は機能的でおしゃれか」「建て物に何らかの欠陥がないか」等を
入念にチェックします。
もちろん、これらのチェックも大変重要で、
建て物そのものも資産価値に大きな影響を与えることに間違いはありません。
しかし、資産価値に多大な影響を与えるのは、建て物だけではありません。
不動産の資産価値という点では、むしろ建て物よりも土地の条件が重要です。
住宅購入時に大切な事は、土地の条件をよくチェックしておくことです。
特に、一戸建て住宅では、地盤や土地の履歴についての詳細な調査も必要です。
購入した住宅の土地の立地や環境、道路条件などの土地条件は、
売買価格に直接的に影響します。
建て物の間取りや設備は、ある程度大幅にリフォームで変更できるものですが、
土地の条件は、基本的に個人の力では変更できません。土地に関する用途を制限したり、
建築関連の法律も介在します。それだけに、購入前に十分調査検討しておく必要があります。
不動産の地盤や土地に関する専門家による土地調査を利用するのもお勧めです。
同じような分譲住宅が規則正しく並んでいる分譲団地でも、住宅を支える地盤は、
位置が少し違うだけで、
その性質が大きく異るケースも報告されています。
隣の家が大丈夫だから、自分の家も十分だとは限りません。
一戸建ての地盤調査は通常、先端にスクリューがついた鉄の棒を地面に突き刺し、
手動で回転させながら差し込んでき調査します。
地盤調査を行うと、その結果が調査報告書にまとめられます。
この報告書にはどのような地盤補強や基礎が好ましいかについて、地盤調査会社のコメントが
記載されます。
地盤改良が必要な場合には、地盤と建物に合った方法を選択します。
この地盤調査結果の検討から、地盤補強必要の有無や基礎の形状が決定されます。